の続きです。
前回「女性の絶頂ブログ」(18歳未満は閲覧不可)というサイトをご紹介しました。このサイトを読んで(動画を見て)驚いたことがたくさんあったのですが、その中から今回は、女性のイク(オーガズム)に関する記事をご紹介したいと思います。
- クリイキ、中イキ!?膣の中は無感覚、イケるのは1箇所だと思ってた
- クリイキ、中イキだけじゃなかった◯◯イキ
- イクは1回だけじゃなかった
- 演技じゃないリアルな反応
- イッてる時の反応は人によって様々
- イケることが当たり前ではない
- 女性がイクということ
クリイキ、中イキ!?膣の中は無感覚、イケるのは1箇所だと思ってた
これは前回ご紹介した記事ですが、まず最初に驚いたのが「中イキ」という言葉でした。クリイキなんとなくわかるけど、中イキって…?
記事中には
「膣イキは一般的には中イキって言います」とか
「挿入など中への刺激でイクのは、膣オーガズム(膣イキ)のほうが、より正確ではあるでしょうね」
とあったんですが、最初はすぐに理解できませんでした。
膣の中は無感覚だと思っていたからです。感覚のないはずの膣でイクってどういうこと?と。
というのも、子どもを妊娠中のある日のこと、出産が近づいてくると病院で母親教室というのがありまして。そこでは、出産の様子や出産に向けた体づくり、入院の準備などの説明を受けるんですが、その時に助産師さんが言ってたんですよ。
「膣の中は無感覚です」って。
それは、出産の時に女性の体を守る仕組みなのだと。赤ちゃんは直径10センチほどの頭で、膣の中をぐいぐい押し進めながら出でくるわけですから、ただでさえ激痛なのに、膣の中が敏感だと女性は耐えることができません。
また、月経でタンポンを使うことがありますが、入れる時は違和感はあるものの、入れてしまえば入っている感覚はありません。なので、そういう経験からも「膣の中は無感覚」という説明に、素直に納得していました。
だから、そこで感じられるってどういうことなのかと…
実際は、無感覚ではなく感覚が鈍いということ、摩擦はほとんど感じないけれど圧迫や振動は感じるということを後々知ったのですが。
とりあえずこの時は、中イキというものがあって、それがすごく気持ち良さそうだ、ということだけはわかりました。
ちなみに、クリイキとは、クリトリスで感じるオーガズムのこと。そもそもクリトリスは快感を感じるために存在する器官と言われています。クリイキのことを「中イキ」に対応させて「外イキ」って言ったりするそうです。
クリイキ、中イキだけじゃなかった◯◯イキ
他の記事も読んでさらに、クリイキ、中イキ以外の様々な「○○イキ」があることを知りました。
体外式ポルチオイキ
ポルチオとは子宮(口)のことで、体外式ポルチオイキとは、お腹の上から子宮を揺らしてイク、というものらしい…
アナルに軽く触れる、目を見つめる…
こちらの記事では、アナル(お尻の穴)の入り口に指を当ててイッたり、目を見つめてイッたり…
手のひらを刺激して…
手のひらの刺激でイケるなんて…
脳イキ
脳イキというのは、性的な刺激を与えなくてもイク現象のことのようです。こちらの記事には、脳イキについて詳しく書かれています。上の記事の目を見つめてイク、手のひらを刺激してイク、というのもこれに該当するでしょうか。
以前読んだブログで「女性は脳でセックスする」という言葉に出会いましたが、「脳イキ」はまさにそれの究極の姿と言えますね。
こんな感じで、女性の体はこんなことができるのか…と、仰天しまくりました。
イクは1回だけじゃなかった
ここまでに紹介している記事にすでに登場していますが、「連続イキ」とか「○十回イキ」という言葉にも目に止まります。
他のブログで読んだことはあったけど(その時の記事はこちら)、本当だったんだ、何回でもイケるって…50回イキとか、100回イキという記事もありました。男性ではできないことですよね。女性の体はすごい…
何回でもイケる可能性があるということは、無理にタイミングを合わそうとしなくていいんだと思えるようになり、ひとつプレッシャーから解放されたような気分になりました。
というか、そういう次元を超えています。
演技じゃないリアルな反応
これも、ご覧になった方はすでにお気付きだと思いますが、どの動画も、女性が最初は静かに横たわっているんですよね。これも私にとってはかなりの衝撃でした。
ただ横たわり、自分の感覚に集中している状態。
あまり感じなければ反応は薄いし、感じている時は体が勝手に反応している。
本当に感じている姿を目の当たりにしたら、演技かどうか疑う余地もない。
そこには、変に相手に気を遣っている様子は感じられず、相手との全面的な信頼関係があって初めて見せることができる、ありのままの姿なのだと思います。
アダルトビデオは教科書ではないと頭で理解しているつもりでも、感じてるアピールをしたり、女性が男性に奉仕してるイメージがいつのまにか染み付いていたんですよね。
それは、多くのAVは基本的に男性向けに作られているので、女性の反応をわかりやすくしたり、女性が男性に尽くしているシーンを盛り込んでいるからなんだと思います。無意識のうちにAVを土台にして、男性を喜ばせなくちゃいけないという思い込みが出来上がってしまっていたんだなと、改めて感じました。
もちろん、(ウソのない範囲で)演出したり女性から男性への愛撫も大切ですが、こういう風に丁寧にじっくり時間をかけてもらうことを求めていいし、もっと自分の感度を上げることに集中してもいいんだと。
イッてる時の反応は人によって様々
これも既にお気づきだと思いますが、人によっても反応が全然違う、というのも驚いたことの一つです。息を止める人、体がうねる人、思わず手を伸ばして止めようとする人、漏れる声を抑えようとする人、泣き叫ぶ人…また、同じ人であっても別の日には違う反応が見られるんですね。
こちらは、「ちはる」さんという一人の女性についての記事です。応募の時、経験人数1人、回数も10回程度だったそうです。
- 女性用性感マッサージ初体験 ちはる - 女性の絶頂ブログ
- 中いき開発 ちはる - 女性の絶頂ブログ
- 女性のオーガズムを腹式呼吸でコントロール ちはる - 女性の絶頂ブログ
- 中イキの感度を上げる工夫 ちはる - 女性の絶頂ブログ
一つ目の記事は性感マッサージの動画で、モゾモゾとした反応。二つ目の記事では中を指で刺激されている時の動画。中を刺激されて「何か、ある」というのは率直な感想だなと思います。反応は控えめだけど、気持ち良さそう。
やがて回を重ねることで感度が上がって、オーガズムが深まっていくのがわかります。特に腹式呼吸している姿とか、女性から見てもすごく色っぽい。
それにしてもエロくてきれいだなぁ。そして、めちゃくちゃ気持ち良さそう。
イケることが当たり前ではない
ここまでたくさんの絶頂を感じている女性の記事をご紹介してきましたが、中イキには至らなかった女の子も登場しています。
そもそも、誰でもイケるものではないのです。
こちらの記事では、様々なアンケートを取り上げて、「女性がイク」ことに関してまとめられています。
イケないのは自分がおかしいんじゃないかといった認識は、はっきり言っちゃいましょう、大間違いです。
様々なアンケートから「イッたことがない女性はたくさんいるし、中イキできる女性は少数派だ」ということがわかり、イケないことを悩んでる女性にとって安堵感を覚えるのではないでしょうか。イケないことに焦るのではなく、自分の持っている可能性に目を向けていけたらいいですね。
女性がイクということ
男性のようにわかりやすい反応があるわけでなく、捉えることが難しい女性の「イク」という体の反応。記事を取り上げさせていただき、たくさんの女性の絶頂をみてきました。要約すると
- そもそも、セックスでイケる、中イキできるのは当たり前では「ない」
という前提をまず知った上で
- 色んな場所・方法でイケる
- 何回でもイケる
- 反応は人によって様々、同じ人でも日によって違う
というのが、ここまでで見えてきた「イク」の全体像であり、女性が持っている性的な可能性と言えるかもしれません。
こんなの、自分一人の経験だけでは絶対わからないですよね。アダルトビデオでも、本を読んでも友達から聞いても、見えてこないだろうと思います。
書いてしまえば、すごくシンプルだし、一つ一つはこれまで断片的に聞いたり読んだりしたことのあるものでしたが、知ってるつもりになってただけで、全然わかってませんでした。
こんな風に動画と詳しい説明をもとに、いろんな女性の反応をみることで、やっと「イク」というものが見えてきたわけです。
特に動画の訴える力はすごいなと思いました。一瞬でいろんなことが直感的に伝わってきましたから。
それは、余計なものはできるだけ入れない、女性をできるだけエロくきれいに撮ってあげたい、という管理人さんの配慮があったからこそなんだと思います。
また、リアルな姿を伝えてくれるドキュメンタリースタイルというのも大きいですね。受け取り側が自由に解釈できる余地が与えられているので、様々な気づきをもたらしてくれるのだと思います。
それにしても、今はネットでこういう情報が得られて、すごい時代ですね。ネットにはたくさんの情報があるので、見つけ出すまでが大変ですが。
こちらのサイト、大事なことが書かれた記事が他にもあるので、まだ続きます。
記事の感想をいただきました!
(つづきの記事はこちら)