江戸の性事情、古代中国の房中術と、数回にわたり、深く深く潜ってきましたので、次の記事を書くためにしばらく心身を整えることにします。
お待ちいただいている間、ブレイクタイム的な感じで、ある本の引用をご紹介いたします。
セクシャリティとは全く関係ありませんが、よろしければ読んでみてください。
辻 麻里子氏の『太陽の国へ』(『6と7の架け橋』)という本からの一節です。
柱が一本溶けることによって、周りの柱もが連鎖反応のように溶けはじめていた。
凍りついた記憶は光に変わり、残ったエッセンスは、惑星全体の宝として記憶の海へと流れ込む。
記憶とは広大な海のようなもので、水は記憶を運び、とうとうとながれていくのだろう。
さぁ、凍りついた記憶を溶かし、光へと昇華させよう。
今まで超えられなかったものが一つ解決すれば、それと同じパターンのものは、自動的に氷解するのだよ。
記憶フィールドとはそういうものだ。
あなたはこれから、個人的な記憶、過去世の記憶、そして人類の集合意識に眠る記憶を溶かすことになる。
辻 麻里子. 太陽の国へ: 22を超えてゆけ〈2〉. ナチュラルスピリット, 2006. p45
難しい言葉はどこにも使われていないのに
何故か覚えておくことができなくて
美しい余韻だけを残し
ほろほろと分解してどこかに落ちていくようでした。
忘れたくなくてメモをとり
ふとした時に読み返していたフレーズ。
その言葉たちが、再び思い出され
強くはっきりと私の頭の中で主張し
ここに書いてと、自ら指定してきました。
一本の冷たい柱が氷解すると、
同じパターンの柱が 次々と共鳴して光に変わっていく。
最初はたった一本の柱かもしれない。
けれどそれが連鎖のトリガーとなり、あちこちの柱が光を放ち始める。
私たちの意識の奥底にある氷の柱が、これから加速度的に溶け始めていくのだと思います。
次の更新までしばらくお待ちください。
(更新しました)