私がアダム徳永さんの女神のセッションを受けたのは、昨年2020年12月23日でした。
その前日の12月22日は、木星と土星が大接近するという天文現象がニュースになっていましたが、占星術界やスピリチュアル界でも、240年続いた「地」の時代から「風」の時代が始まると大きく注目されていた日でした。
さらにもっと大きなサイクルでは、地球自転軸の歳差運動という現象により、12月25日に約2000年続いた魚座から水瓶座の時代に移行するとも言われていました。
そんな時代の転換期に、女神のセッションが受けられることを光栄に思いながら、私は指定の場所に向かいました。
志望動機などはこちらをご覧ください。
以下は私が受けた女神のセッションレポートです。異色のレポートとなりました。
(読みやすくするために、見出しや画像を追加しています。)
レポートの前に
一言で言うとショックでした。
何がショックかと言うと、アダムさんによる本物のアダムタッチを受けても気持ちいいと感じられなかった自分に対してです。
時間が経つほど、悔しさと絶望感が込み上げてきました。
私はアダムさんの本と出会う前に、セックスは肉体のエネルギー交流であること、その先には宇宙とのエネルギー交流があり、宇宙と一体化できる世界があることを、漠然とではありますが感受していました。
そして、女性には素晴らしい性的な潜在能力があること、男女が幸せなセックスをできれば、世の中はもっと生きやすくなるだろうな、そんなことも感じていました。
なので、アダムさんの本を読んだ時に、私が感受していた世界が文字となって堂々と表現されていたことに驚き、感動したのです。
また、レインボーキスをはじめとした様々な愛撫法は、あぁ、これだ、こんな風に触れて欲しかったの!と、読むだけでゾワゾワしました。
そのように感じると言うことは、そういう資質が既に自分の中にあるということだと思います。だから、今回のセッションで、眠っている本当の自分に出会えること、体験できることを楽しみにしていました。
一方で、アダムさんが鏡となって、私自身の課題が映し出されるのかもしれない、という怖さもどこかにありました。
以下にレポートしていきますが、セッションレポートの後、私の内観が続きます。とても長くなりますが、たくさんの気づきがありましたので、どうぞ最後までお付き合いください。
待ち合わせの場所へ
12月の冬至を過ぎた某日、待ち合わせの場所に行くと、すぐにアダムさんを見つけることができました。
動画で拝見した通りの雰囲気で、うわ〜本物だ、アダムさんが私に会ってくれるなんて、すごいな、少し緊張しながら席につきました。アダムさんがはにかんだ表情をされていたのが印象的でした。
お茶をしながら雑談。志望動機の内容をちゃんと読んでくださっていて、それについて話したりしました。
そこから場所を移動し、ホテルへ。ラブホに行くのは20年以上ぶりで、まさかアダムさんと行くとは思いもしませんでした。
部屋に入ると、慣れた様子でお水を出してくださり、お風呂にお湯を張ったり、いろいろ準備をしてくださいました。その間に私はアンケート用紙に記入。その後、インタビューを受けながら、これまでの男性経験について話をしました。
志望動機に、主人とは夫婦以外の人としてもいいことにしようと提案した話を書いたのですが、その事に驚かれていました。
女性の浮気が男性にバレることは少ないけれど、バレたらどうしようと不安を抱えながらするのは、結局自分を傷つけることになります。だらかといって自分の欲求を我慢することは、満たされないイライラを家族にぶつけ続けることになり、自分にとっても家族にとって幸せなことだとは思えません。
私は結婚後も性への罪悪感を持ち続けていたので、もうこれ以上罪悪感を感じながらしたくない、この先、私のことを魅力的に思ってくれる人が現れて、その人とそういうチャンスがあった時に、ちゃんと欲求に素直に楽しみたい。だから主人に提案したのです、と話しました。
すると、すごいね、これからの夫婦の先駆けという感じがするね、それを受け入れてくれたご主人も素晴らしいね、と言ってくださいました。
今回のセッションも、主人には事前に伝えていて
「今度アダム徳永さんに会ってくる」
「本物のスローセックスを体験させてもらってくる」
「私はちゃんと気持ちよくなることを諦めたくない」
と話をしていました。
(追記:そして夫は、「新しい経験をして自分の世界を広げるのはいいことだと思う」と言って送り出してくれました。)
マスターベーションはする?快感は感じる?という話になった時は、クリイキはできるし、少しずつ中の気持ち良さも感じられるようになってきたけれど、最近性欲がなくなってきていて、セッションでは思考が優位になってしまうか、体の感覚に没頭できるか、そこが課題だと思っています、という話をしました。
セッションスタート
エネルギーワーク
その後、始めましょうかということで、エネルギーワークをしていただきました。
実は、セッションの数日前、アダムさんにエネルギー調整をしてもらう夢を見ました。
(夢の中では)子宮が活性化すると、それに連動して舌の緊張が緩み、エネルギーで振動しているのを感じました。
だから、セッションのエネルギーワークもとても楽しみにしていました。体に反応が起こるのを静かに待っていましたが、何も起こらず、ワークが終了。
「どうでしたか?」と聞かれても何も答えられませんでした。
お風呂、そしてベッドへ
その後お風呂へ。
恒例の「先に入っているから3分したら入ってきてね」というお言葉をかけてお風呂に入っていかれました。
お風呂のドアを開けると、アダムさんが手を広げて迎え入れてくださいました。泡がブクブク出て、照明で色が変わるお風呂でした。
まずは背中を向けて、その後向かい合わせになって、抱きしめたり、手を全身に這わせてくださいました。アダムさんの手や肌が柔らかく、全てを包み込んでくれるような優しい感触でした。でも、順番に触れられているという感覚だけで、気持ち良さはありませんでした。
その後、お風呂から出てベッドへ。横になりアダムパウダーをさらさらとかけてもらいました。いい香りに包まれながらパームタッチ、アダムタッチ、そして時々スクラッチ。優しいキスをしてもらいながら、全身の愛撫、アナルへの刺激、乳首、クンニと粛々と続けてくださいました。
でも、途中から、アレ?と思い始めます。
いつもなら感じやすいはずの乳首に痛みを感じたり、子宮あたりにゾワゾワしたものを感じるはずなのに、それもなく。
クンニはアダムさんの熱い吐息が気持ちいいいのに、いつまで経っても快感がやってこない。
唇の輪郭をなぞられた時も、触れられたかった場所なのに、ただ触れられているだけという感覚。
しばらくすると愛撫を中断され、衝撃の事実を告げられました。
「あのね、クリトリスがないんだよね…」
このことは、正直今でもどのように受け入れたらいいのかわかりません。
確かに、皮をめくった時の様子が、なんかよくわからないことになっているな、と少し前に気づいていたので、そういうことだったのかと妙に納得しつつも、マスターべションした時に、しっかりとクリトリスが勃起していた記憶もあったからです。
私がクリトリスだと思っていたものは、ただの皮だったのでしょうか。この時、一緒に見ながら確認すればよかったと、後悔。
そして「快感は感じる?」と何度か聞かれたような気がしますが、うまく答えられませんでした。
「脳が興奮してないんだよね」「男性脳になってしまってるのかもしれないね」そんな言葉が続きます。
どこかで、あー、やっぱり、と感じている自分。
この日は特に、自分でもびっくりすぐらい、気持ちいいと思えなかったのです。目の前に憧れのアダムさんがいるのに。本物のアダムタッチをしてもらっているのに。
脳がビリビリする感じも、波長も何も感じませんでした。
セックスはメンタルが7割、フィジカルが3割で、フィジカルだけではどうしようもない部分がある。メンタルに何か深いブロックがあるかもしれないね、と言われました。
そのまましばらく腕枕をしてもらいながら雑談をしました。
志望動機やインタビューで伝えきれなかったことなどを話しました。どこかで、突破口を探していたようにします。
そして、じゃあ、ちょっと早いけど帰りましょうかね、という流れになってしまいました。
えっ!これで終わりなの?と動揺すると同時に、このままでは帰れないなと思った私は、シャワーから出て来られたアダムさんに、「アダムさんにアダムタッチをしてみたいです」とお願いしました。
アダムさんへの愛撫
実は、女性から男性への愛撫に興味があって、いろいろ勉強していた私。アダムさんにさせてもらうのを楽しみにしていたのです。
背中にアダムパウダーをパラパラとまぶし、パームタッチ、そしてアダムタッチ。
スピードや力加減などを指導していただきました。
そして、仰向けになった時、アダムさんの動画やDVDで見た、キスをしながらの複合愛撫や、耳の甘噛み、べろ〜ん舐めを、ぎこちないながらも試したところ、
えっ、教えてないのに、動画で勉強したの?と驚かれていました。
やっとセックスに参加できたような楽しさが込み上げてきました。
気がつくと、アダムさんのペニスが大きくなっていて、思わず「大きくなってる」と言ってしまいました。
じゃあ、ちょっと挿れてみましょうかねとアダムさん。私としては、もうちょっと攻めたいのに、と思いながらも挿れてもらいました。
少し気持ち良さはあったけれど、快感は大きくなりませんでした。好きな座位をしても感じない、騎乗位をすると、圧迫感を感じました。
自分の快感に没頭できなかったので、アダムさんの乳首を刺激してみたりしました。
つながってるだけで楽しいでしょ?とアダムさん。
あぁ、そうだ、アダムさんの本を読んだ時、「つながりながら、会話を楽しみながら、たゆたうようなゆったりとした動きの中で一体感を楽しむ」という描写にうっとりしたことを思い出したりしました。
少し痛みも出てきたので、おちんちんを触りたい、と言って、一度抜いて、ハンドテクニックを中心に触らせてもらいました。
私の愛撫で感じてくださるアダムさんを見ることができて、嬉しかったです。
腕や脇腹へのスイートバイトも教えていただきました。
「飲み込みが早いね」と褒めていただき、動画ではわからない力加減やコツなど教えてもらって、もっと上達したいなと思いました。
攻めるの楽しいと言うと、「そう、Sちゃんなんだねー」と笑っておられました。そっちの才能を伸ばすといいかもしれないねと、というようなことを言ってもらったような気がします。
その後、別の体位を試したものの、やっぱり圧迫感や痛みがありました。
そして、しばらくして終了となりました。
帰り道
ホテルを出て、駅までの道のりで、過去生からくるブロックがあるのかもしれないね、などいろいろお話をしました。
セッションを受ける前、帰りの新幹線では、喜びのエネルギーで波動が上がっていたり、ふわふわしてる自分を想像していました。
でも実際は、これではセッションレポート書けないな、どうしようと、モヤモヤしたものを抱えていました。
同時に、胃に激しい痛みが走ったのです。自分が思っている以上に強く緊張していたことに、この時初めて気付かされました。
そう、昔からそうだった。楽しみな予定ほど、緊張でガチガチになってしまうんだった。それが今回も出てしまった。
そして挿入時の圧迫感も。
この感覚は若い頃のセックスで感じていたもので、出産してからは苦しさを感じることはありませんでした。それがこのタイミングで出てくるなんて。
自分の体が恨めしくなってしまいました。
私は本物のアダムタッチを受けても気持ち良くなれませんでした。
けれど、それさえもギフトのような経験だったのだと、のちに知ることになります。
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