セクシャルブックマーク

〜レス妻の目覚めの記録〜

男女のねじれの構造

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セックスを探求するうち気がついたこと

女性は本来、性的には男性より強い存在で
性エネルギーも無尽蔵といっていいくらいに豊かに湛(たた)えています。

 

一方男性は、容易にエネルギーを消耗しやすく、性に関して明らかに男女は均衡を失っている状態になっている、ということが前回ご紹介した本に書かれていました。

 

sexual-bookmark.hatenablog.com

 


性に積極的な女性を、
淫乱・ビッチ・あばずれ・ヤリマンなど
蔑(さげす)む呼び名があります。

 

これは、女性の底知れない性的な能力に恐れを抱き
この恐れがあるがゆえに、女性を支配しようとしている
男性の性的な不安感から生まれた言葉なのでしょう。

 

また、他の男と比べられるのが怖い
自分のテクニックのなさに気付かれるのが怖い
そんな思いもあるかもしれません。

 


けれど、ぜひ知っておいていただきたいのは

女性が性的に開かれなければ
男性は、本当の気持ち良さ、癒し、幸福感とつながることができない

ということ。


このような蔑称を女性に向けたり、また女性をモノのように扱い、好き勝手振る舞うことは、結局、男性自身を苦しめることになります。

 


また、女性自身がこういった概念に囚われ、自分で抑圧している場合もあると思います。

 

けれど、世間や男性の価値観に合わせようとするほど
自分が本来持っているはずの性的な潜在能力が
行き場を失うことになります。

 


男性が支配的であろうとするほど
女性が従順であろうとするほど

 

満たされない枯渇感、
循環できない苦しさを

 

抱えることになる。

 

 


私は、性のことを調べ、体験し、内観していくうちに
そんな男女のねじれの構造に気づくようになりました。

 

そして、それは単に男女の関係だけでなく、私たちの社会を複雑にしている要因のようにも感じています。

 

 

 

では、そのねじれた現状から抜け出すためにはどうしたらいいでしょうか。

 

その鍵は
女性が自分自身の喜びとつながる
ことにあると思っています。

 


誰かが定義する幸せを追い求めても、
誰かが定義するいい女・妻・母を演じても

それが、自分の喜びとつながっていなければ
心から満たされることはありません。

 


誰にも遠慮せず、貪欲に

自分にとっての心地よさや快楽を追求する

そしてそれを素直に表現する

 

ということを、女性はぜひ、自分自身に許可してあげてほしいと思います。

 


ただし、ここで、注意していただきたいことが2点あります。

一つは

 

ご自身の望みや欲求を、目の前の男性に満たしてもらおうとしてはいけない、ということです。

思い通りに動いてもらえず、ヤキモキしてエネルギーを消耗することになるでしょう。また、立場を入れ替えたパワーコントロールにもなりかねません。

 

そうではなくて
自分の中の男性に満たしてもらうのです。
自分の中の男性に愛してもらうのです。

 

このことを、ブログや動画でとても素敵に発信されている女性がいらっしゃるので、次回ご紹介したいと思います。

 


まずはここでしっかり自分を受け止め、癒すことが大切です。

けれど、それでもまだ収まらない我慢や怒りがあるかもしれません。

 

 

もう一つの注意点としては、これまで溜め込んだ我慢や怒りを、他者にぶつけない、ということです。

 

代わりに、突破のエネルギーに使うのです。

 

新しい自分になるために使う、今までの自分なら挑戦しなかった大胆なことや大きなことに挑戦する「原動力」に変換するのです。

 

すると、これまで行き場を失っていた自分の本来のエネルギーが、循環し始めるのです。

 

 

男性にできること


では男性は何をすればいいの?と思われたかもしれません。

 

男性はやはり、セックスの勉強をされてください。

けれど、セックスの勉強と聞いて、もしテクニックを身につけることだと思われたのなら、その前にすべきことがあります。

 

 

①学ぶ目的のリセット

まず、セックスを学ぶ目的を再確認していただきたいと思います。

 

女性を気持ちよくしたいから?
それとも、ご自身の欲望を満たすため?

 

もしそうだとしたら、ここで

揺れない自分を育てるために学ぶ

 

と、目的をリセットしてみてください。

 

女性がどんな姿をさらけ出しても
逆に、期待してたような反応が返ってこなかったとしても
動じることなく、受け止められるように。

 

 

②取り除く

そして、最初学ぶべきことは

女性に痛い思いをさせない、
不快、不安を取り除くということ。

 

 

痛みや不安・不快があるうちは、女性は心も体も解放させることが難しくなるからです。

 

男性にとっての気持ちいいやり方が、女性には強すぎる・不快、といったことが多々あります。女性と男性では体の感覚が違います。力加減や触れ方、声の掛け方など学んでください。

 

 

③興奮から距離を取る


女性の体は繊細な上に、日々変化しています。

どこが気持ちいいか個人差も大きく、同じ人でも日によって変わります。


だから、その日その時の、目の前の女性をしっかり観察し、声に耳を傾けることが大切です。

 

男性が興奮している状態では、女性のことを観察できず、言葉も受け取れませんので、射精に突き進むようなセックスのあり方を見直す必要があります。

 

そこで、男女の性質の違いを学んだり、射精コントロールを身につけることをオススメします。

 


テクニックを身につけるとしたら、それからです(けれど、最終的にはテクニックを手放す時がくるでしょう)。

 

オススメ記事を後述していますので、合わせてご覧ください。

 

 

(続きの記事はこちら)

sexual-bookmark.hatenablog.com

 

 

オススメ記事

男女の性質の違いや、女性の本音、体の触れ方を学ぶには、以下の記事がおすすめです。

 

 

射精コントロールについては、以下の記事をご覧ください。

 

 

初めから読むには目次をご覧ください。

sexual-bookmark.hatenablog.com